うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 大きな木のような人

大きな木のような人 (講談社の創作絵本)

大きな木のような人 (講談社の創作絵本)

『その木は、なにも語らない。でもたくさんの物語を知っている』
パリにある2本の樹齢400年のアカシア。その一本は、はじめから植物園で育てられていた。
手元に置いて、何度も読み返したくなる絵本。ページを開くたび、木の梢を揺らす風の音や、少女サエラの弾む足音まで聞こえてきそうだった。もう1本のアカシアの木をモチーフにした絵本『ルリュールおじさん』は未読なのでぜひ読みたいと思う。