うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

アチチの小鬼

アチチの小鬼

アチチの小鬼

「ぼくとおじいちゃんシリーズ」の第三弾。表題作と他四話、計五話が収録されている。軽妙な関西弁のやりとり、絶妙なオチのつけ方、思わず吹き出してしまうこと数回。想像の翼はどんどん広がり、どこまで曲がりくねって飛んでいくのでしょう!(「ウミンバ」「ゆでた孫」って・笑)いつかこのシリーズも偕成社文庫になってくれることを期待しつつ、笑顔で本を閉じました。

挿絵・田中六大さんのユーモラスな絵もすばらしいのです。
「おこのみやき 味のおかだ」とか、おおかみさんの「キラキラおめめ」とか、もうおかしくて!