うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

妖星は闇に瞬く

 

妖星は闇に瞬く 金椛国春秋 (角川文庫)

妖星は闇に瞬く 金椛国春秋 (角川文庫)

 

↓ 『湖宮は黄砂に微睡む』と2巻連続して読んだ。

遊圭が心身ともにたくましくなった。杞憂な軍師としての頭角を表し始めている。玄月がほめてくれるほどに。

殺伐とした戦と策略の中にあって、明々の存在は和んだ。なかなか会えない2人だが、幸せになってほしい。

物語は後宮から国盗り物語へと広がっている。ルーシャンは敵になるか味方になるか。次巻が気になる。