うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

しんぱいせんせい

しんぱいせんせい (おはなしみーつけた! シリーズ) 作者:北川チハル,大野八生 佼成出版社 Amazon 誰かのことを思って心配すること。分かり合おうとすること。 むずかしいけれど、きっと幸せな気持ちになれる。 ちょっとたよりないしんぺい先生と人見知りのた…

老いること暮らすこと

老いること暮らすこと (講談社文庫) 作者:平岩弓枝 講談社 Amazon ↑上記の文庫版ではなく、埼玉福祉会から出版された本の方を読んだ。 二十年前のエッセイなのだが、身につまされるものは変わらない。 現在の平岩弓枝さんのエッセイも読んでみたいと思った。

クヌギ林の妖怪たち

クヌギ林の妖怪たち ー童話作家・富安陽子の世界ー 作者:斉藤 洋 講談社 Amazon 斎藤洋さんが読み解く『クヌギ林のザワザワ荘』(富安陽子・著)。 深い洞察に感心しつつ、まだこの本は未読だったことに気づく。なんということでしょう! 今度ぜひ読んでみた…

チョコレートのおみやげ

チョコレートのおみやげ 作者:岡田 淳 ビーエル出版 Amazon 「チョコレートは時間がとけていくみたいや」 みこおばさんの想像の翼に乗ったゆきちゃん。 やさしい心がチョコレート3個の伏線につながった。

ヴォドニークの水の館

ヴォドニークの水の館 作者:まきあつこ ビーエル出版 Amazon チェコの昔話。川には水の世界があって、そこにはヴォドニークという主が住んでいるという。日本の河童に比べると、チェコの水妖は寛容で尊大な気がする。 人から奪うものは魂。対して河童は尻子…

そのときがくるくる

そのときがくるくる (わくわくえどうわ) 作者:すずきみえ 文研出版 Amazon 子供の頃は好き嫌いが多い。 「今はキライで食べられなくても、いつかきっと食べられるときがくる」 子供にも大人にもやさしいメッセージ。 「〇〇すべき」にワンクッション置くこと…

小福ときどき災難

小福ときどき災難 作者:群 ようこ 集英社 Amazon 『午前零時の玄米パン』の頃から親しんでいる群ようこさんのエッセイ。 何気ない日常を面白おかしく、ときには毅然とすくいあげる筆致に変わりない。 長年一緒に暮らされていた愛猫さんとの別れ。 室内に花を…

クルミ先生とまちがえたくないわたし

クルミ先生とまちがえたくないわたし: 藤島クリニック再生計画 (ポプラ物語館 84) 作者:令丈 ヒロ子 ポプラ社 Amazon 大人でお医者さまのクルミ先生と対等に渡り合う主人公・基季。 基季は五年生だけど家を切り盛りするしっかり者。むしろ、大人のクルミ先生…

言えないコトバ

言えないコトバ (集英社文庫) 作者:益田 ミリ 集英社 Amazon 2009年8月に刊行されたものを加筆・修正し、新たに5編を追加して収録したものだそうです。第16刷とは! 多くの人たちに読まれてきたのね。 内容はというと、共感したり、逆にそうかなあ?…