2023年のベスト・エッセイ。名前を知っている方も知らない方も、それぞれの想いや個性に彩られていて、読み応えがあった。
阿川佐和子「松岡享子さんの教え」沢野ひろし「兄のピッケル」高田郁「つくし」小池真理子「月の光とクリスマス」角田光代「はじまりの旅」が心に残った。
後悔するにも、前向きに進むにも、その思いを他人に伝えるためには言葉が不可欠です。この本には、控えめで見落としがちな言葉たちが並んでいます。
じっくりと目を通し、耳を澄ませてください。繰り返し訪れる「今」の新鮮な力に、改めて気づかされるはずです。
堀江俊幸氏<帯文より>