うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

JK、インドで常識ぶっ壊される

JK、インドで常識ぶっ壊される 作者:熊谷はるか 河出書房新社 Amazon Jk(女子高校生のことらしい)が見たインド。 瑞々しい感性と実直な文章に好感がもてた。 楽しく面白いだけのエッセイではなく、第四章、第五章では深く考えさせられた。

魔女だったかもしれないわたし

魔女だったかもしれないわたし (わたしたちの本棚) 作者:エル・マクニコル PHP研究所 Amazon 主人公のアディは周りの人たちと自分との世界観の違いに苦しんでいた。 ある日、他人と少し違うだけで<魔女>として迫害された女性たちの歴史を知る。 いろいろな…

そして誰もゆとらなくなった

そして誰もゆとらなくなった (文春e-book) 作者:朝井 リョウ 文藝春秋 Amazon ゆとり三部作完結編。読んでいる間、かなりの頻度で笑っていたが (もちろん一人のときに!) 一番笑ったのが、「ホールケーキの乱」の神との対話だった・・・。 自虐的ではある…

カニカマ人生論

カニカマ人生論 (幻冬舎単行本) 作者:清水ミチコ 幻冬舎 Amazon カニカマはすでにカニの模倣(物まね)ではなく、ひとつの魅力的な食品である、と個人的には思っている。清水ミチコさんも然り。 卓越した語り口と半端ではない歌唱力は、すでに<清水ミチコ>…

90歳になっても、楽しく生きる

90歳になっても、楽しく生きる 作者:樋口 恵子 大和書房 Amazon 90歳代へのアプローチ。 豊富な体験談にユーモアを交え読みやすかった。 まだ先の話ではあるが、( ..)φメモメモ 背筋をピンと伸ばす・階段を昇降するときは一点集中 おしゃれとは「元気」を…

終活中毒

終活中毒 作者:秋吉 理香子 実業之日本社 Amazon 人生の最後に向き合う人々の波乱含みドラマ四篇。 『SDGsな終活』真美子さんが、怖かった~。 『最後の終活』真実があきらかになり、親子の絆がよみがえる。よかった、よかった。 『小説家の終活』どうなるか…

はれ晴れ池をさがして

はれ晴れ池をさがして (ポプラ物語館 89) 作者:宇佐美 牧子 ポプラ社 Amazon 弟思いの七美。願いをかなえてくれるという「はれ晴れ池」を同級生のカイと共に探します。誰かの気持ちに寄り添うとき、人はやさしくなれるのかも。

六四五年への過去わたり

六四五年への過去わたり: 平城の氷と飛鳥の炎 作者:牧野 礼 くもん出版 Amazon 初めての作家さん。とても面白かった。タイムスリップものだが設定がユニーク。現代から過去へ、ではなく、奈良時代から飛鳥時代への「過去わたり」なのだ。 主人公の沙々、星読…

生き抜け! 遭難の五日間

生き抜け!遭難の五日間 (文研じゅべにーる) 作者:山口 理 文研出版 Amazon 山の脅威に関しては登山もトラッキングも変わらない。プロローグに本編のダイジェストを持ってきた構成が読者を引きつける。 主人公は等身大の小学六年生。間違いもするし、欠点もあ…