うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

生き抜け! 遭難の五日間

 

山の脅威に関しては登山もトラッキングも変わらない。プロローグに本編のダイジェストを持ってきた構成が読者を引きつける。

主人公は等身大の小学六年生。間違いもするし、欠点もある。彼と友人たちが遭難という事態にどう行動するか。作者の意図はタイトルとあとがきに込められている。一方で描かれてはいないが大人側の背負うべき悔恨も重い。

閑話休題

山ガール2人は物語に必要だったのかなあ

同級生の優香もだが、女性キャラに少々唐突感と違和感がある