2022-10-27 三千円の使い方 一般小説 三千円の使いかた (中公文庫) 作者:原田ひ香 中央公論新社 Amazon 年代の異なる女性4人、それぞれの立場から考えるお金の使い方と人間模様。 琴子の前向きさ、真帆の堅実さ、智子の憂いなどが印象に残る。 美帆はこれからの道程が気になる。 垣谷美雨さんの<あとがき>が一番おもしろかった。 帯の「この本は死ぬまで本棚の片隅に置いておき、自分を見失うたびに再び手に取る。そういった価値のある本です」は少しほめ過ぎかな? 経済は生き物。日々変化・変動しているので、そのときどきで対処も変わっていかなくてはならないと思うので。