うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

しんぱいせんせい

 

誰かのことを思って心配すること。分かり合おうとすること。

むずかしいけれど、きっと幸せな気持ちになれる。

ちょっとたよりないしんぺい先生と人見知りのたつやくんの小さな始めの一歩。

すぱっと意見を言えるすずちゃんの存在が可愛かった。 

老いること暮らすこと

 

 ↑上記の文庫版ではなく、埼玉福祉会から出版された本の方を読んだ。

二十年前のエッセイなのだが、身につまされるものは変わらない。

現在の平岩弓枝さんのエッセイも読んでみたいと思った。

 

クヌギ林の妖怪たち

 

 斎藤洋さんが読み解く『クヌギ林のザワザワ荘』(富安陽子・著)。

深い洞察に感心しつつ、まだこの本は未読だったことに気づく。なんということでしょう! 今度ぜひ読んでみたい。

ともあれ(←斎藤洋さん風に・笑)圧巻は、お二人の対談であり、インタビューの前とインタビューのあとの率直な心情は、ほのぼのと笑えて楽しかった。

お二人のファンとしては、『クヌギ林』の続編を、斎藤洋版と富安陽子版の両方で読みたい。贅沢だろうか。

チョコレートのおみやげ

 

 「チョコレートは時間がとけていくみたいや」

みこおばさんの想像の翼に乗ったゆきちゃん。

やさしい心がチョコレート3個の伏線につながった。