うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

枕草子

枕草子 (21世紀版・少年少女古典文学館 第4巻)

枕草子 (21世紀版・少年少女古典文学館 第4巻)

枕草子、初めて真面目に読んだ気がします。若いときは、ちっともおもしろくなくて、興味が持てませんでした。今読むと、とてもおもしろい。
清少納言の才気溢れる表現や感性に感動し、また子供たちにもわかりやすいよう読み解いた大庭みな子さん(2007年逝去)の筆力にも感動しました。ご自身の戦後体験も交えたあとがきも、すばらしいのです。
大庭さんも書かれてますが、昔も現代も、人って心ってあまり変ってないのではないかと思いました。
清少納言がブログを始めたら、どんなに楽しかったろうなんて、妄想してしまいました。