うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

6日目の未来

6日目の未来 (新潮文庫)

6日目の未来 (新潮文庫)

  • 作者: ジェイアッシャー,キャロリンマックラー,Jay Asher,Carolyn Mackler,野口やよい
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/12/01
  • メディア: 文庫
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「今を生きていることのじれったさと、切なさ、今の自分を変えて未来を変えることを夢見るひたむきさと、不安、それがじつに魅力的な設定のなかで鮮やかに描かれている」(金原瑞人氏・帯より)
「もしも1996年にフェイスブックがあったなら。そしてそこに<15年後の自分>が書かれていたら・・・」
未来を書き換えようとするエマと、将来を壊されたくないジョシュ。二人は幼馴染だが、あることでぎくしゃくした関係になっていた。SFのようでいて青春恋愛小説のような、世界征服やエイリアンなんて問題は少しもなくて、たいへん読みやすかった。
あとがきで石崎洋司さんが書かれている「アメリカ青春小説の良心」というコピーがぴったりだと思った。ところであのCD-ROM の出所がイマイチわかりにくい。結局、なんだったのであろうか。知りたいな。