うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 月の上のガラスの町

月の上のガラスの町 (シリーズ本のチカラ)

月の上のガラスの町 (シリーズ本のチカラ)

今から遠い未来、人類が月にくらすようになった時代、月の上には、すきとおる巨大なドームにおおわれたガラスの町がありました・・・」(表紙扉文より

1964年雑誌に掲載された6話のSF作品をもとに、一冊にまとめたもの。
50年前に描かれた未来は、なんて豊かでおおらかなのだろう。子供の頃に夢見ていた世界を懐かしく思い出した。
児童文学作家・村山早紀さんのあとがき『いまも未来も』が心に残った。