うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 流されるのもホドがある

最初、驚いたのは北大路さんが、日記ではないライターのお仕事をされていたということ。
しかも「当節の流行りものをレポートする」という面倒そうな(北大路さんにとって)テーマまである。
大丈夫なのだろうか。いや、大丈夫だったからこそ、文庫化されたわけであるから、大丈夫だったのでしょう。
ここまで書いて、大変失礼なことばかりを書いていると気づいたのだが、文庫本の解説(by朝倉かすみ氏)を読んでホッと胸をなでおろした。
私だけではなかった!
ファンであるからこその危惧が、「まったくブレない北大路」というブランドに再び安心感を得るための文庫本だったのだ。

しかし、並々ならぬ妄想、もとい、想像力・文章力です。
本気で小説書いてほしいなあ。