うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

弥栄の烏

弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

八咫烏シリーズもいよいよ6巻目、第1部の最終巻なのだそうだ。
今回は前回の『玉依姫』を八咫烏側から描いた物語。
・・・と、ここまでは予想していたが、ストーリーは予想外の驚きの連続。
結局、二日間で、時間を惜しむように一気に読んでしまった。
(ただし、凄惨な部分は、正視できなくて読み飛ばした・笑)
悲しかったし、怖かったし、なにより切なかったけれど、面白かった〜。
特にラストシーンが秀逸。
すべての負を背負い、孤高の淵にあった雪哉が救われた瞬間だ。
第二部はいつ始まるのだろう。
今度はどんな舞台を見せてくれるのか、今から期待してしまう。

ところで表紙イラストのチャーミングな姫はいったい誰でしょう?