うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

気がつけば終着駅

 

気がつけば、終着駅

気がつけば、終着駅

 

 佐藤愛子さんの40代から96才の現在に渡るエッセイ。

第一部・第二部に分けて収録。

佐藤愛子さんは人生の達人と思う。

そして心も体も強靭で健康だ。

クリエイティブな何か。

私にもあるにはあったが、どこかにいってしまった。

その「何か」を探すことから始めたい・・・

ような気がしている一瞬。

 

巻末の橋田寿賀子氏との対談は、生活信条が違っても(ほとんど性格が反対・笑)同じ時代(戦中・戦後というコアな時代)を生きぬいた、それだけで繋がるんだ。

現代のコロナ禍も、いつかこの時を乗り越えた人々共通の絆になるのだろうか。

<以下、本文より抜粋>

死ぬまで書くことが大事で、できあがらなくてもいい。

何もしないでいるより充実する。