うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

じい散歩

 

主人公新平さん89才、妻の栄子さん88才、軽度の認知症疑い。長男と三男は中年を過ぎても独身で同居中。独立している次男は長女を自認している。

言わばいろいろ抱えている家族なのだが、新平さんはただ淡々と人生の散歩を楽しんでいるように見える。

哀しいんだか、可笑しいんだか、よくわからないまま読了。

不思議にやさしい余韻が残る。