2024-03-06 思い出の屑籠 エッセイ 思い出の屑籠 作者:佐藤愛子 中央公論新社 Amazon 屑籠とは「紙くずなどを捨てるかご」とある。筆者らしい潔いタイトルだが、けっしてそうではないことがわかる。 大正から昭和初め、筆者の幼少期から小学校時代までの思い出、珠玉のエッセイ。 現代において、この時代を活字に表すことができる稀有な作家さんだと思う。