うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 流木焚火黄金時間

章タイトル
1海にゆられて上海へ
2たとえばシメコロシの木
3夏のおわりの焚火の前で
4うどんのお詫び
5汚されたシルクロード
ひさしぶりに椎名エッセイを読んだ。
椎名さんが世界中を駆け巡っていたころの旅エッセイはたいてい読んでいるので
「ああ、そういうこともありましたねえ」
などと、まるで隣のおばちゃん的気分で読んでいる自分が面白い。
「上海の底力」「キンキンでいいのか!」「我、光合成人間となりて」「日本消滅を書いていた」「うどんのお詫び」「ホームレス顔自慢」「あとがき」
が心に残った。

 ノエル

ノエル―a story of stories

ノエル―a story of stories

三つの短編と童話・ファンタジーのコラボ。ハートウォーミングなまとめ方は好感がもてた。
「物語をつくったことのない人は、つくってみなさい。何でもいいからつくってみなさい。そうすれば強くなれるから、いつかつらいことがあっても、きっと平気でいられるから」
「自分でつくる物語は、必ず自分の望む方向へ進んでくれる」(本文中より抜粋)

 何者

何者

何者

主人公の男の子(拓人くんが)途中からなんだか馴染めなくなっていたんだが、そういう終わり方だったのね。なるほど。おばさんは、納得したよ。
それにしても、女性たちの強いこと。男性たちの柔いこと。でもコータローは可愛かった。
ツイッターの短文がたくさん出てくるので思い切って本文も横書きにしたら面白かったのでは。
それにしても就活大変です。がんばれ、若者たち。