- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/12/28
- メディア: 単行本
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一度図書館で借りて、第一部の<万葉編>まで読み、期限切れで泣く泣く返却したのでした。
その後、なかなか立ち戻れなかったのですが、戻って良かった〜。たいそう読み応えありました。危惧していた上下二段も気にならず、年末のこの忙しい時期にどっぷりと読みふけりました。顔がちょっぴり怖くなってたかも。
読後、ある懐かしい感覚を思い出しました。かくれんぼ遊び、です。
オニに見つからないよう息を潜め隠れているのですが、オニ役の子は、きょろきょろ、なかなか私を見つけられない。
そんな様子がおもしろくて、くすくす笑っていると、いつのまにかオニの子の姿が見えなくなってしまう。
あれれ? と思っているまもなく、背後から突然、、、
「みぃ〜つけた〜」
あの、おもしろコワイ、ギクッ、ゾクッ感が似てました(長い!)
来年も桜庭作品、読んでいきたいと思いました。