うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 浮世女房洒落日記

浮世女房洒落日記

浮世女房洒落日記

読書仲間のみなさまの評価が高い本。迷わず借りました。初めての作家さんです。
江戸時代。日記の書き主、お葛、27歳、既婚。二人の子持ち。
亭主・辰三、息子辰吉、娘、お延。
その他、使用人住み込み、清さん。浮世絵を売る小商店、富弥太、お甲夫婦とその娘、さえ。
地主のお恒、その放蕩息子。大家の妻、お佳、などなど。
読むほどに味わいのある人情日記。
笑ったり、にやにやしたり、しんみりしたり。現代の価値観の違いに驚いたり・・・。
本当に楽しい読書ができました。文庫になっているのですね。購入して手元に置いておきたくなりました。