うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 文・堺雅人 1

文・堺雅人

文・堺雅人

「なさけないハナシだが、新幹線や飛行機などの高速移動がどうも苦手らしいのだ、到着してしばらくは、カラダとアタマが別々になったような感じがしてしまう。カラダが移動したことはわかっていても、アタマのほうが追いつかない。<中略>アタマをのせた自転車がつくまでのあいだは、ずっとフワフワした気分がつづく」(タイトル『街』文中より抜粋)
上記の文章、わたしも「フワフワした気分}になってしまう性質なので、なるほど、アタマが移動のスピードに追いついてなかったんだ、とわかり、スッキリしました。

堺雅人さんといえば、今評判のTVドラマ『半沢直樹』ですが、毎回感心するのは、堺さんの剣道の佇まいがとても堂に入っておられること。きっちり剣道を基礎から学んだ人の姿勢です。学生時代からされていたのかな。それとも大人になって体得されたのだろうか。時代劇などで武士を演じられることもあるので役柄作りに稽古されたのかもしれない。などと、このエッセイを読んだあといろいろ妄想しております。