2013-11-11 サラの翼 児童書・児童文学 サラの翼 (文学の扉)作者: 稲葉なおと出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/07/30メディア: 単行本この商品を含むブログを見る「もうすぐ11歳になるサラは、ママが計画してくれた、とっておきの旅行に出かける。行く先は地中海にうかぶ美しい小国・ポルリア<中略>旅の相棒となったのは、ママの大学時代の“戦友”であるコウおじさん、一見ちゃらんぽらんなおじさんに、サラは旅に来たことを後悔するが、美しいポルニアの風景と、さまざまな人ととの出会いに、しだいに心を開いていく・・・」(扉文より) ママの計画した旅行の動機とは。コウおじさんはどうしていつも黒のスーツなのか。毎夜受ける奇妙なレッスンの意味は。サラの憂鬱はどうしてなのか。どうして設定がおじさんと女の子なのか。すべてがラストの章で明かされる。真の旅の目的を知ったとき、タイトルと表紙絵がぴたりと符号する。