うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 偽りの王子

偽りの王子 (カーシア国三部作)

偽りの王子 (カーシア国三部作)

かつてハリー・ポッターが隆盛を極めていた頃、日本でも海外ファンタジーの翻訳本がどんどん出版された時期があった。この本もファンタジーだが、妖精や魔法使いは出てこない。

↓以下、かなりネタバレです。




最初の1頁め、タイトルから、かの『盗神伝』(著:M.W.ターナー)を連想してしまった。主人公セージのキャラは、ジェン(『盗神伝』の主人公)にそっくりだ。
もしかして同じ作者? と思ったが違った。『盗神伝』を読んでいなかったら、もっと驚けたのに(両作品とも水戸黄門的なオチ)それだけが惜しい。
三部作なので、次巻は新しい展開を楽しみにしている。