うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

狐霊の檻

狐霊の檻 (Sunnyside Books)

狐霊の檻 (Sunnyside Books)

最初から物語世界に引き込まれていった。
勧善懲悪でないところが、かえって人間の闇を浮かび上がらせるようで怖かった。
それだけに阿豪一族の末路が最後の六行で終わってしまったのは残念だった。