2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が始まる前に再読して予習する。
時代は、貴族社会から武家社会への転換期。
複雑になってしまう歴史的な出来事を登場人物に光を当てわかりやすく物語る。
もうずいぶん以前に読んだので、内容をほとんど忘れていた。
というか、初読み状態。とくした気分(笑)
初版1964年刊、第52回直木賞受賞作(wikipediaより)
現在読んでも遜色ない。面白かった。
<閑話休題>
NHK大河ドラマ『草燃える』(1979年)の原作だった。岩下志麻さん演じる北条政子さんが美しかったのをおぼえている。
☆永井路子さんの本で過去読んだ本
『炎環』『北条政子』『乱紋』『日本夫婦げんか考』『歴史をさわがせた夫婦たち』
『流星』『銀の館』『この世をば』『新・歴史をさわがせた女たち』
『茜さす』『裸足の皇子』『王者の妻』
他にもあるかもしれない。
読書日記をつけていなかった頃なので記憶が定かでない。
一連の永井路子さんの本を読み返してみたくなった。
『乱紋』が一番好きだったように思う。
<追記>
2011年NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で、江が主人公になった。
当時『乱紋』の江を期待していた私は(原作ではなかったので仕方ないのだが)、江のキャラクターがまったく違っていて、少しがっかりしたことを思い出す。