うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 金色の野辺に唄う

金色の野辺に唄う

金色の野辺に唄う

6つの短編集。序章の「埋葬の唱」終章の「金色の野辺に唄う」は、死の床につく藤崎松恵のひとり語り。風景描写が美しく、流れるような文章が音楽のように、さらさらと胸にしみこんでくる。
序章の始まる前のページに、簡単な家系図が掲載されているのを後で気づく。