- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 単行本
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予想以上に、小手小手、じゃなくて、こてこての、剣道小説だったので驚くと同時に大満足〜。
「六三四の剣」ばりのバトルは、まるで竹刀の音が聞こえてくるような臨場感でした。
「ひかりの剣」の<ひかり>は<朝比奈ひかり>の<ひかり>でしょうか。個人的には、のちに彼らが竹刀の代わりに握ることになるメスの放つ<光>だったらいいなと思いました。
ただひとつだけ。。。
いくら天才的な剣士でも(桜の花びらみたいな動きでも)、女性に対して、「突き」はちょっと、危険過ぎでは? はっきりいって、男性の力で喉をつかれたりしたら、しばらく息できませんよ。正面からの面で決めて欲しかったかも。