うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 ギリシア神話 オリュンポスの書

ギリシャ十二神のひとり独身主義(?)のアテナが、率直にときには辛らつに、親や兄弟、姉妹たちの華々しい逸話を物語る、というユニークな設定。
神々の王、ゼウス。海の神ポセイドン、戦いの神アレス、太陽と芸術の神アポロン、愛と美の女神アフロディテ、etc.・・・。巻頭ページの神様たちの相関図、『オリュンポスの系図』は、混乱した頭にずいぶん役立った。
内容はギリシア神話だが、文章は斉藤洋さんそのものだったので(ユーモア、たっぷり)肩の力を抜いて楽しく読めた。