うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ

荒唐無稽の話を、非常に真面目に律儀に、長編に仕立て上げた力作、だと思う。
深刻なシーンでも、つい笑ってしまうことが何度か・・・。テーマは父子の愛、受け継がれる想い。人情話の松竹新喜劇のように、泣いて笑って安堵した。大阪ならではの、ひょっとして、本当にあるかも・・・と思わせるパワーがあった。