うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 目線

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「氷の華」の著者。犯人は、中盤くらいから見当がついてきたが、最後までぐいぐい読ませた。ただ殺人に至るまでの動機が、弱い気がした。被害者に本当の悪人はいないと思うし、不幸な事故から流れた月日は、怨恨を昇華してしまうだけの愛情と友情があったのでは?と思ってしまう。本格ミステリというよりは、エンタテイメントとして楽しめた。