うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 ねずみ石

ねずみ石

ねずみ石

最後まで真犯人がわからなかった。展開がゆっくりのため、なかなか読み進めなかったが、ラストに近づくにつれて俄然、おもしろくなってきた。
少年が巫女の舞いを奉納するとか、神社がらみの事件とか、雰囲気的には、樹なつみの『八雲立つ』、たつみや章の『ぼくの稲荷山戦記』を彷彿した(内容はまったく違うけど)。
願い事をなんでもかなえてくれるという<ねずみ石>、本当にあったらいいなあ。