うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 なりひらの恋 

なりひらの恋

なりひらの恋

歌人在原業平が主人公。もっと古典を真面目に勉強しておけばよかった。
現代風に訳された歌や、<業平>を<なりひら>と置き換えた意図は、古典オンチでもわかりやすいようにというやさしい配慮だと思う。歴史に足あとを残す歌人の波乱万丈の人生を軽いタッチで紡いだ本。おもしろかったです。