うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 二番目のフローラ 上下

二番目のフローラ 上 (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)

二番目のフローラ 上 (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)

二番目のフローラ 下 (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)

二番目のフローラ 下 (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)

ひさしぶりの海外ファンタジー。D.W.ジョーンズさんが亡くなられてから寂しい思いをしている。出版社が東京創元社&佐竹美穂さんのイラストに惹かれ、図書館で借りる。
副題「一万一千部屋を持つ屋敷と魔法の執事」から想像するイメージとは大きくはずれる(個人的感想)、物語は屋敷の部屋数とも執事とも関係ない方向にころがっていく。
ハチャメチャな空想世界や魔法。バラバラになったピースが見事に収まる大団円・・・を期待してはいけない。装丁は似ているが、中身はジョーンズさんの描いた世界とは異なる存在だ。シリーズになるらしいから、次巻も読みたいと思っている。