うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂

ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂

ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂

「1800年代。アメリカ東部に暮らした初めての日本人、ジョン万次郎(中浜万次郎)。言葉も習慣も異なる地で、いじめや差別にくじけることなく、強く生き抜いていった秘訣は何だったのだろう? アメリカに遺された記録や資料をもとに、日本が誇るバイリンガル、ジョン万次郎の青春時代を鮮やかに描いた物語」(表紙文より)

最後までとても面白く読めた。現代でも万次郎と船長の子孫の交流があるというのに感動した。捕鯨船の過酷な労働や万次郎がアメリカ本土に初めて渡った日本人であることなど、知らなかったことがたくさんあった。
グローバルな世界観を持った万次郎。三回結婚していたというのは驚いた。
次は日本人が描いた万次郎も読んでみたいと思う。