うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 空飛ぶ広報室

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予約から一年余り、ようやく手元に届いた二冊のうちの一冊。ドラマ化映画化の作品は原作を読んでから、というこだわりがあって、テレビドラマは観ていません。今更ながら、ドラマのキャスティングが気になります。再放送に期待しましょう(笑)
「空前の大震災で自衛隊が四時間も出動に足止めを食ったことは未だ社会のトラウマとなっている。その四時間で何人救えた。最初の一報が入ってから自衛隊はすぐさま出動態勢を整えていた」(130pより抜粋)
この物語は東日本大震災前に執筆されたもので、本当は2011年夏出版予定だったそうです。『あの日の松島』は、その後、作者の意向で書き加えられ、翌年2012年の出版になったそうです。ということは、この時点での『空前の大震災』というのは『阪神淡路大震災』のことなのですね。感慨深い一冊でした。

次は、ほぼ同時期に予約し、同時に図書館から届いた『県庁おもてなし課』へ。