うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 烏は主を選ばない

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2

『烏に単は似合わない』の続編? 同じ時系列で今回は若宮側からの物語。
八咫烏が支配する世界山内では、次の統治者金烏となる日嗣の御子の座を巡り、東西南北の四家の大貴族と皇后候補の姫たちをも巻き込んだ権力争いが繰り広げられていた。賢い兄宮を差し置いて世継ぎの座についたうつけの若宮に、強引に朝廷に引っ張り込まれたぼんくら少年雪哉は陰謀、暗殺者のうごめく朝廷を果たして生き延びられるのか・・・」(表紙文より)
前作『烏に単は・・・』を再読したくなった。ちょうど抜けていたピースを埋めていくみたいに。
ところで、どうしてもわからない表現がありまして・・・。
182ページ1行目 「路近はうっそりと笑った」の「うっそり」。
調べてみたら、「心を奪われてぼうっとしているさま、ぼんやりしていること。うっかりしていること。また、そのさまや、そういう人」と出ました。意外だったなあ。