うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

ブロード街の12日間

ブロード街の12日間

ブロード街の12日間

ひとり目の犠牲者は、仕立て屋のグリックスさん。すさまじいスピードで、それは街をおおいつくした。(表紙文より)

図書館の新刊書架で見つけた。児童向けのパンデミック・ストーリー。
最初は重苦しい雰囲気だったが、スノウ博士の登場から、いっきに物語は加速する。
歴史上の人物と作者が創造したキャラたちが上手く絡み合い、悲壮感の中にも希望を見出す過程が鮮やかだった。大人でも充分、読みごたえがある。