- 作者: 群ようこ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/05/15
- メディア: 単行本
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赤裸々に綴られていくにも関わらず、悲壮感はまったくない。
むしろ、笑いをこらえ過ぎ、本を持つ手が震えるという功罪があるのみ。
この本の肝は、中高年の哀愁が、筆者の巧みの技において<開き直り>というポジティブな姿勢に変化させられていく過程に他ならない。
<自虐ネタ>という小ネタ枠はとうに越えており、人類みな同行という慈愛の境地に昇華されているのだ。。。。なあんてネ(笑)