うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 火花

火花

火花

主人公・徳永が漫才の師匠と仰ぐ神谷。その破天荒な行動ぶりが、やさしい文脈によって、やがて悲哀へと救われていく。
芸人としての理想と現実を小説の登場人物になぞらえ作者自身の歩んでいく道を模索しているような一作だと感じた