うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

ぼくが弟にしたこと

ぼくが弟にしたこと

ぼくが弟にしたこと

タイトルに切なさがみっしり詰まっている。
長谷川修平氏の描く兄と弟のまっすぐな瞳が希望に繋がる。

「人は今だけで生きているわけじゃないからね<中略>生まれてからいままでの時間がその人の中に詰まっているから。だから夫婦だからといって、そう簡単に相手を変えることなんてできないんだよね。自分を変えるのだってとてもむずかしいことじゃない」
(本文より抜粋)