- 作者: 阿川佐和子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
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最近NHKで「漱石の妻」を観たばかりだったので余計そう思ってしまった。
物語の内面に深く深く潜って創作するタイプの作家さんて、
きっと息継ぎの発散どころが、一番身近な家族になっちゃうんだろうな〜。
でも阿川さんが、どんなに父親をするどく批判しても、底辺に流れる親子の情は隠せてはいない。哀しくて、切なくて、時々一緒になって腹が立つけど、なんとなく・・・愛しいもの。