うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

ムーンライト・イン

 

 高原のもとペンションにたどり着いた若者と、そこに集った人たちの出会いと別れ。

登場人物一人ひとりが抱えているエピソードは重いし、現実社会は理不尽に満ちているけれど、それぞれがお互いを思いやる心に温かみと救いを感じた。

それにしても、マリー、塔子、かおるさん三人の女性陣の頼もしいこと。

ムーンライト・インが拓海たちの実家になる日は近いと思った。