まだPCが家になかった頃の読書記録ノートによると、十二国記の初読みは、今から27年前1995年『風の海 迷宮の岸』からとなっている。シリーズ2作目からだったのか。すっかり忘れていた。
その後いっきに『月の影 影の海』『東の海神 西の滄海』『風の万里 黎明の空』と読み進み、1996年2月『図南の翼』からは、新刊が出版されるたびに購入している。
X文庫ホワイトハート版は<自宅での永久保存用>と<友人への貸し出し用>の各2冊をそろえ、講談社文庫版は<携帯用>に購入している。
・・・当時の沼ハマぶりが想起される。
本書は、どの章も心惹かれる企画だったが、特に<出版30年史年表>は、ささやかな我が家族の歩みも重なり感無量となってしまった。
☆閑話休題
1995年2月 読書ノートより
荻原規子さんが、お勧めのファンタジーです、と紹介されていた。
荻原規子作品の時もそうだったが、他の本を読めなくなる症候群に陥ってしまった。
次に読む予定の『月の影 影の海』上巻はかなり厳しい内容とのこと。
心して乗り越えたいと思う
乗り越えられてよかった(笑)
ちなみに新潮文庫の完全版はこの機会に全巻そろえたいところなのだが、置き場所がないのだった。