再読なのだが詳細はほぼおぼえていなかった。まるで初読みのように楽しめた。とぼけた感じのユーモラスな挿絵もそのままでうれしかった。現代のヨリアピはどうなっているのかな。
有吉佐和子さんは惜しくも夭逝されてしまったが、文化人類学者の畑中幸子さんは現在もご健在でいられるようだ。二人の勇気ある、そして、それぞれ運と体力もある(笑)大和なでしこに乾杯！ 有吉佐和子さんの小説を読み返したくなった。
＜閑話休題＞
この本を最初に手にとったのは、単行本であったとき。1969年1月刊行されたらしいから、私が単行本で購入したのは、1985年に文庫本になる前だったのだろう。
当時、この本があまりに面白かったので、親しい人に貸してあげたのだが、とうとうもどってこなかった。親しい人とは、現在の夫である。
