うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 あさのあつこのマンガ大好き!

あさのあつこのマンガ大好き!

あさのあつこのマンガ大好き!

あさのあつこさんとは同世代だ。なので、読んだ本がほとんどかぶる。共感したり、なつかしかったり、にやにやしたり。
子供が生まれるまで、けっこう真剣にマンガ家を目指していた。少女マンガは創世記からのおつきあいだ。
生まれて初めて読んだマンガは、父が貸本屋から無理をいって購入した『山びこ姉妹』という本だった。作者は『ガラスの城』でブレイクした、わたなべまさこさんだった。
結局、夢は別の形になったけれど、やはりマンガは(文中の言葉を借りれば)私の人生にも「染みとおっている」のだった。
昔読んだマンガの感想を、いつか思い出の記録として書いていきたいな、と思った。

 アンのゆりかご

アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)

アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)

赤毛のアン』シリーズには、ずいぶん助けてもらった。受験のとき、仕事でへこんだとき、つわりがひどくて入院したとき。
紫色のカバーに入った白い本は、いつもわたしの側にいて励ましてくれた。
後にいろいろの方が訳した本が出版されたけれど、わたしの中のアンは今でも村岡花子さんのアンなのだった。
村岡花子さんご自身の人生をこの本で初めて知った。大正、昭和の激動の時代を、ぶれることなく凛として生き抜いたひとりの女性の姿がまぶしかった。

 脳からストレスを消す技術

脳からストレスを消す技術

脳からストレスを消す技術

太陽をあびること、腹筋呼吸をすること、涙を流すこと。セロトニンを活性化するには、リズム運動が有効。人のために尽くすことによって得るもの、人間関係が大切。心のストレスは脳のストレスであること。
ハウツー本ではなく、ストレスを脳科学に基づいてわかりやすく解説している内容だった。

 盆まねき

盆まねき

盆まねき

富安陽子さんの描かれる物語のルーツが、ここで明かされたような気がした。
お盆の三が日のお話。(第三章『かっぱのふしぎな玉』に出てくる河童は「シノダ!」シリーズで別の物語として活かされているのではないかしら?なんて想像してみた)
『もうひとつの物語〜さいごにほんとうのお話をひとつ〜』は泣いてしまった。夜泣くとストレスが消えると書いた本を読んだが↓、消えるどころか眠れなくなったではありませんか(^_^;)
野間児童文芸賞受賞作。