うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 江戸の事件かわら版

江戸の事件かわら版 (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)

江戸の事件かわら版 (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)

本棚を整理してたら、ひょっこり出てきた文庫本。どうやら、購入したまま読むのを忘れていたらしいです。出版年が平成5年となっているから、16年も前の本なわけで。。。茶色く変色したページをめくると、ゴマ粒のような虫まで現れて、一瞬、驚愕しました。これがホンとの<本の虫>です。
でも内容はとても楽しくて、ずんずん読めました。歴史読み物好きは、16年たった現在も変わらないようです。
第一章 天災・人災、江戸の社会事件
第二章 江戸城中を騒がせた事件
第三章 江戸城下を騒がせた事件
第四章 江戸を騒がせた女の事件
第五章 江戸を騒がせた地方事件
印象に残ったのは「失笑をかった、初の遣米使節団・勝海舟伊藤博文」「ヨーロッパ使節団の珍道中」(第一章)「大奥大の実力者になった強い女・春日局」(第二章)「小噺で島流しになった落語の祖」「日本のダヴィンチ、不思議な最後・平賀源内」(第三章)「とっさの機転で坂本竜馬を救った女・お龍」でした。