うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 世界がぼくを笑っても

世界がぼくを笑っても

世界がぼくを笑っても

主人公の北村ハルトは14歳。父子家庭で育った、ちょっと冷めた感じの少年だ。ハルトの一人称で語られるので、若者語に慣れない私は、ときどき理解できない単語があった(爆)現在の中学二年生って、こんな感じのしゃべり方なのですか?
新任のオズ先生が、良かった。生徒に心配してもらえる先生って、ある意味希少だと思う。ラストは、上手くまとまり過ぎた感が否めないが(おとうさんは、じつは本当は頼りになる人だった、みたいな)、一冊で完結するには、仕方なかったのかもしれない。