うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 蒼き戦記〜はるかな道へ〜

蒼き戦記  はるかな道へ (角川つばさ文庫)

蒼き戦記 はるかな道へ (角川つばさ文庫)

吉橋通夫さんの児童向けファンタジー。主人公の女の子、アオは14歳。不思議な五感の持ち主だ。幼なじみのシュンは天才的な弓使い。やさしいリョウは、クニ長のあとつぎである。三人はいつも仲良く遊んでいた。ある日、リョウが玄武国の忍び人にさらわれてしまう。アオとシュンはリョウを救うために旅立つのだが・・・。
物語はまだほんの序章のようだ。アオの出生の秘密、白い巨鳥クウとの関係、戦の行く末など、未知な部分を多く残している。今後の展開が楽しみなファンタジーだ。
ところで。。。文庫になってほしいと思っていた『なまくら』が、本当に文庫になって本屋の棚に並んでいた!(うれしくて思わず小さくガッツポーズした)
出版社さんに、お願い。どうか『竜と舞姫』も文庫化してくださいませ〜。