うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 すてきなルーちゃん

すてきなルーちゃん

すてきなルーちゃん

ルーちゃんというのは、主人公のわたしのお母さんの妹。おかあさんにいわせれば「グータラむすめ」なのですが、とても魅力的な絵描きさんです。
主人公のわたしが話題にする友だちを、ルーちゃんは絵を描きながら、たちまちステキな物語の主人公に変えてくれるのです。そして、気づかせてくれます。本当はこうだったかもしれないよって・・・。
たかどのほうこさんの手による挿絵がとても、素朴でかわいい(*^_^*)表紙を広げて見ると、ルーちゃんとわたし、六人のお友だちが仲良く手をつないでお花畑を歩いている、思わずにっこりしていまいます。
この本は、1993年に出版された同名の本を一部修正し、絵はすべて書き直して、新たに刊行されたものだそうです。となると、最初はどんな装丁だったのか、知りたくなってしまいます。
109ページのルーちゃんの絵は、たけだみほさんが描かれたそうです。そんな遊び心も楽しい本でした。