うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

村木ツトムその愛と友情

村木ツトム その愛と友情

村木ツトム その愛と友情

木版画の表紙絵に惹かれて手に取った本。すごく面白くてあっという間に読んでしまった。とにかく会話のセンスがばつぐん。それに主人公が剣道をやってるってだけで、ポイント高いし、試合で決着つけてくるとこすんごい好き。←剣道オタク・(笑)
途中、村木ツトムくんを一所懸命応援している自分に気づいたが、本の帯文に「あなたはこの本を読みながら、主人公の村木ツトムを応援しているだろう」とちゃんと予言してあった。先に帯文読まなくてよかったわ。
最後の父ちゃんの広告紙メッセージと母ちゃんの肉カレーに感動した。
小学校三年生から剣道やってるんだから、みんなより強いのは当たり前、なんてツトムくんは謙虚に言ってるけど、そんなことないよ。
小さな頃からやっていようが、大きくなってからやろうが、こればかりは地道な稽古と本人の持って生まれたセンスだと思うもの。

その日、父ちゃんに「うしろから一番でもいい」っていわれてから、ふしぎなことに、ぼくは勉強するようになった。<本文より抜粋>



以下ネタバレ↓



優勝おめでとう!